伊勢から金沢へ

5月の日本、香港旅行の続き。

伊勢で伊勢神宮参拝を終わり、二泊したところまで書きました。その後、一路レンタカーで金沢まで。

結構遠い~~~~。車は小さなスズキスイフトで、この車自体は結構好きな車なんだけれど、やっぱり街乗り用ですね。高速には向かない。120キロを過ぎるとフラフラする。ハンドルを握りつつ細かな修正が必要で、かなり疲れましたわ。

120キロ以上だしたのか?と思われるだろうけれど、それは私もびっくりしたぐらいなんだけれど、皆さん飛ばしてました。私は以前から飛ばし屋(ジジーの癖にねぇ)なんだけれど、一番先頭を走るという事はまずしません。一番捕まり安いですから。で、どこかのアホが飛ばしているとそれの後を着いていくというアホのパターンがもうこの何十年身についた走り方なんですが、150キロぐらいで飛ばしている車が結構あるんですね。これにはびっくりしました。私が日本にいる頃にはこういうことはなかったです。精々出しても120キロ。時々わけのわからんのがメチャクチャ飛ばしているということはあったけれど、今回は、みんなが120キロぐらいでペースの速い車は140,50出しているとそんな感じでした。警察は何をしているのか、それで事故が起きないのか、ちょっと不思議でしたね。でもま、制限速度云々より、早いなり遅いなりに流れに乗るのが良いという私の基本的な考え方もありますし、危険を感じなければいいやということでかなりのハイペースで走りました。でもやっぱり小型車には厳しかった。

それと小型車ですから燃費はいい。これは助かった。でも高速道路代が高い。伊勢から金沢まで9500円ぐらいだったかな。3.4人乗っているのならこれもいいけれど、一人だとかなり高く感じます。それと最近の休みの日の1000円ってやつですが、あれはETCを使って1000円という事で、ETCを持っていない私はどうにもならない。聞いてみましたが、あれはクレジットカードと連携してるんですね。つまり海外在住者にはまず手に入れる事ができないということ。あれもどうにかならないもんですかねぇ。プリペイドみたいなのがあれば良いんだけど、私が探したところ、そういうのはなかった。

金沢は実はあんまり好きな土地じゃないんです。でも日本で一番好きな県はおとなりの富山県。大好きな県と嫌いな県が隣り合わせ。東京人から見ると金沢も富山も同じに見えるのが普通でしょうが、私に言わせると全く違う。県民性も違うんですね。

若い頃、仕事で北陸は良く行ったんです。大和百貨店という金沢が本店の北陸を拠点に多店舗展開している百貨店ですが、そことの取引がありましたので、新潟、上越、長岡、富山、高岡、金沢本店と何度も何年に渡って行く機会がありました。すべて北陸ですから、似ているところがあるかと思うと、これがそうじゃなくて、全く違うんですね。新潟は関東圏だし、富山金沢は関西圏で、上越と長岡がいわゆる田舎っぽいというか、いかにも北陸らしいという感じがしました。県民性もまるで違う。

その中で思い出深く、大好きなのが富山県。排他的ではなくて人なつっこく、楽しい思い出ばかりです。そういう意味で金沢は正反対でしたね。いい思い出はあまりありません。百貨店の外商と上客のお宅に回った時期もあったのですが、富山の家は見た目は質素。ところが中に入ると凄い。金沢は逆で見た目は凄い。でも家の中はたいしたことがないと思うケースが多かった。そういう見た目、ハッタリ重視という金沢の特長は人間性にもそれを感じましたし、宝石販売でも同じで、売れ筋が違うんですよ。また販売時の最後のクロージングの言葉も違う。

金沢だと見た目が重視。富山は内容重視で、例えば同じダイヤの指輪でも金沢は品質が落ちても大きな物、富山は小さくても品質重視ということが多くありました。で、奥さんがダイアを指にはめて、これって、ちょっと派手かしら?と言ったときに、

「いいえ、さりげない感じで良いと思います。」

このさりげない感じというのが富山では何よりも大事で、金沢でこれを言うと駄目で、逆に売れない。金沢はデザイン性の高い物、富山は質素な物が売れ筋でした。

また、外商と回るときに百貨店の車で客宅まで行くわけですが、富山・高岡の場合は、家の前に止めるのを客が嫌がるケースが多かったです。あの家には外商が来ていると近所に思われたくないんですね。わざわざ遠くに止めて歩いていくのが普通でした。で、百貨店に対する見方も地方によって違うんです。富山高岡では大和百貨店と言うと地元の有名企業で、昔で言う東京の三越ですね。そこに勤めるのが夢だったなんて若い子達も多く、お客の家に行ってもそれはそれは大事にされました。ところが新潟あたりだと、なんだ大和か?何の用だ?みたいな感じが強くありました。面白いもんです。

そんなこんなで金沢は見た目重視のハッタリ屋。これは料理屋にもそれがあると思っています。どちらかというと金沢は京都風とでも言いますか、ある意味洗練されているわけで、何から何までお金を掛けてという店が多かったように思います。でも富山はそういう意味でも質素で内容重視、値段も安いという事が多かった。

そういう意味で、今回の旅行も是非富山に行きたかったし、30年ぶりに大和百貨店を訪ねてみたかったし、もしかしたら当時一緒に仕事をし、一緒に飲んだ連中が今では上層部にいるのかもしれないし、是非行きたかったのですが、逆に、下手に好きな富山に行くと何日も泊まりたくなるでしょうし、また、昔の良い思い出を壊す事になるかもしれず、今回はあえて富山、高岡はパスしました。

で、金沢に泊まろうと思っていたのですが、今回の旅行は白山が目的ですから、地図を見ながらホテルの予約をしたのですが、松任という街が白山にも近く、良さそうなホテルがあったのでそこにしました。

小松にはジェットがありますので、かつて小松はよく利用しました。富山にはまだYS11のプロペラしか飛んでいない頃です。しかし金沢と小松の間にある松任は通り過ぎるだけでまったく知らない街でした。名前さえも記憶にありませんでした。

ところが着いてみるとそこそこ綺麗な街で、しかし名産がある街とも思えず、なんの基幹産業があるのかもわかりませんでしたが、それまでいた伊勢・志摩に比べるとかなり開発も進んで小綺麗な街に見えました。ホテルも良かった。もちろん大浴場付きのホテルです。

白山比咩(ひめ)神社神社は車ですぐでした。正直なところ、全国にある白山神社の総本山にしてはこじんまりしていると思いました。



参道入り口



日本の大地、日本の神々、日本の魂の根源がこの先にあるのかとワクワクしました。



日本の胎道であると言われるのですが、そんな雰囲気のある、また詳しくは書きませんがちょっと不思議な物もこの参道で発見しました。



右側が本堂ですが、誰もいない静かな厳かな感じのする神社。決して派手ではなく、観光客相手の商売をしている京都の神社仏閣に多くに見られるような安っぽさはありませんでした。

白山神社のご神体は白山そのものだと言われています。そこで本来なら白山に上り、頂上にあるお社もお参りしたかったのですが、まだそこまで期が熟していないと言いますか、まずはせめて遠くからでもと思い、車を飛ばしで白山を眺められる場所を探したのですが、ひめ神社は近すぎるわけですね。で、白山を見るために白山から離れたところまで移動したのですが、残念ながら白山の勇姿を眺める事はできませんでした。遠くにうっすら雪を被った連山があるのがわかった程度。



遠くから眺めた白山連峰。

まさに時が熟していない。自分はまだ受け入れられていないと感じた一瞬でした。ちょっと残念でした。

こんなことを書くとまたぶっとんだ奴だと思われるでしょうが、昔から白山は神道系の人たちもいろいろ言う場所で、私としては初めてですし、それなりに期待していました。でも伊勢で何も感じなかったのと同じように、ここでも何も感じませんでした。

白山こそ日本の始まり、大地の始まりと言う人たちもいて、楽しみにしていたんですけどねぇ。

ただ一つだけ思う事があります。これは伊勢神宮もそうだったのですが、あまりにも何も感じなさすぎるんです。普通、神社仏閣に行きますとそこにあるなんらかの物(?)を感じる事があるんですが、伊勢も白山にも何も無い。何も感じないんです。

つまり、何も感じないほど、ここは私にとって特異な場所であるとも言えるわけで、まさに私が今まで他で感じていた物とは異質のものがあるのかもしれない。あるいは、そういう感性とはまさにテレビやラジオの受信機と同じで、周波数が合致してこそ放送を受信できるわけで、何も感じない私の受信機はまるで違う周波数帯に合っているのではないかと思いました。もしかすると伊勢やここにあるエネルギーは微細すぎて大ざっぱな私には感知できないのかもしれない。で、大ざっぱなエネルギーをもここで感知できないという事は、大ざっぱなエネルギーを寄せ付けない微細で強力な何かが存在するとも考えられる。多分そっち系の人は、お前が何も感じないのはまさにそれだよ、って言いそうです。

もうひとつ心残りの事があります。ひめ神社をお参りした後に、参道前に御茶屋さんがあってそこで一服していたときです。近所のオバーチャンと話をする機会がありました。地元の方で、歳は90過ぎていたんじゃないでしょうか。しわくちゃのオバーチャンでしたが、毎日散歩に来ているとのこと。で、参拝なさったのですか?と聞くと、もうこの何年参道を登って行く事ができないから、いつもここで座っているだけと言うんですね。

で、私が一緒に着いていきますから、是非参拝しましょうと誘ったのですが、遠慮するんですよ。2,3度押し問答したのですが、結局行かず。今思うと、オンブしてでも連れてってあげるべきだったような気がして仕方がありません。

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