考えることは同じ 儲け話

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マレーシアにしてもオーストラリアにしてもそこに住みだすといろいろ見えてくるんですね。で、商売好きの人は何かを始めようと思うのが普通。

で、みんなそれなりに過去の成功なり経験がありますから、それなりの自信もあるんですね。で、あれがいい、これがいい、きっとこれなら行けるぞ、なんて仕事を始めます。

ところがねーー、なかなかうまく行かないのね。

こんなはずじゃなかったと思いながら精一杯働くんですが、なかなか思うようにはならない。そうこうしながらその国の事ももっとわかるようになってきて、知り合いもどんどん増える。

そしてある日気がつくことは、自分がやっていることは、もうすでに多くの人たちがやり尽くして、もう撤退した後だったりすること。とっくに市場が荒らされていたり、儲けは吸い尽くされた後だったり、参入した人たちはみんな失敗した後であったり。

ちょっと早まったかと思いつつ、取りあえずその仕事は縮小して、また振り出しに戻る。そして今はあの頃と違ってもっと多くの情報も仕入れているし、まわりの状況も把握しているし、今度はあれをやろう、今度は絶対にうまく行く。こんなアイデアを持っているのは絶対に他にはいない。なんてまた違うことを始める。

ところがまたうまく行かない。

そうこうしている内に、もっともっとその土地のことがわかるようになってくると、これなら!と思ったその仕事さえ、やっぱり先人がいて自分は後からくっついていっただけだったのがわかる。

なんだ、この前と同じじゃないかと思いつつ、その仕事も縮小する。そして改めて考え直す。一体俺には何ができるんだと。そして昔からやっていた仕事、自分に出来ることを考え直して、あんまりおもしろくないけれど、俺にはもうそれしかできないなと思いながら、日本にいた頃と同じようなつまらない仕事を始める。こんなところへ渡ってきて、また日本にいるのと同じ事をするのかとがっかりしながら仕事をするんだけれど、どういうわけか、その仕事ならどうにか食えるのがわかる。

やっぱり世間は甘くないなぁ、なんて思っている頃に、新しくその土地に来た人と出会う。そしてその人が、自分が過去にやったことを始めようとしているのに気がつく。

ばっかだなぁ、止めればいいのに、と思いつつ。自分の時には誰も何も言ってくれなかったし、お節介かも知れないけれど、彼には俺の経験を教えてやろうと、その人に自分の経験を話して、考え直した方がいいかもしれませんよ、なんてことを言う。

するとその人は、有り難うと言うかと思ったら、突然怒り出す。貴方は私の夢を壊すつもりなんですか!余計なことは言わないでください。貴方が失敗したのはそれは貴方の器量の問題で、私の今までの経験をもってすれば、私はうまくいくはずなんです。貴方とは違います!なんて言われて、しょんぼりして帰ってくる。

どうなるかなぁ、なんて見ていると1年もしないうちにその事業を止めてしまう彼を見つける。やっぱり俺と同じだったなぁ、あいつもバカだ、俺の言うことを聞けばよかったのに、なんて思いながら、たまに道でその彼に会うと、彼はバツが悪そうにこちらを避けて人混みの中に消えていく。

そんなようなことが何度も繰り返されて、また新しく入ってくる人たちが失敗するのを見ていると、ある日、ハタと気がつく。あああ、この人達を相手に商売すればいいのか、と。

そこで知り合いの弁護士と組んで、コンサルタント会社を作る。言葉が通じることに安心していくらでも日本人の客は来る。あれをやりたい、これもやりたい、日本ではNTTの技術者として長年やってきたけれど、早期退職をして、家も売り払い、永住権を取ってこちらで事業を興したい。日本で駅前の土地を売り払ってXX億の金があるのだけれど、こちらで不動産投資をしたいなんてのも来る。

コンサルタントとしては、そういうお客様に悪いことは決して言わない。ここはチャンスに溢れている国で、当然簡単ではないけれど、それなりの準備をして、計画もきっちり立てればうまく行くはずだという。私が長年コンサルタントをやってきて、この土地の事には精通しているし、日本からの投資を受け入れたいという現地の超優良企業が当社のクライアントとして存在するし、そういう方々との橋渡しもさせていただきたい。

法律的なことはこのパートナーの弁護士が全て処理しますし、事前のチェックもしますから、安心していただいて結構です。そんなことを言いながら、その客がゴルフが好きだと言えばゴルフに連れて行き、日本と行き来する時には飛行場の送り迎えまでする。そして自宅に招いて一緒に食事もし、安心感をあたえ、どうですか?こちらの生活はいいでしょう?格安の良い物件も私のクライアント筋から情報がはいるし、コンドミニアムでも買われたらどうです?4ベッドルームで150平米もあるんですよ。凄いでしょう。プールも外と室内と二つあるし、ジムもある。テニスコートは二面もある。こんな物件は日本にはないですよね。でもここではこんな価格で買えるんですよ、とさりげなくその気にさせていく。

当地ではそういう客をお互い紹介し合って儲けるルートがちゃんと確立していて、コンドミニアムの紹介から、自動車の販売、細かいところでは電化製品をその客が買っただけでもキックバックが入るようになっている。不動産は不動産業でなければ仲介できないけれど、法律の裏なんかいくらでもあって、買う客がいるのならいくらでも裏金を出す業者はいる。

売れる土地や家、コンドミニアムがそれなりの価格で、安心しきって信用してくれている客の場合、うまく先にお金を振り込ませて、それで自分の名義で買ってしまってから、その客に転売して大きな鞘を抜くこともする。

客が商売を始めたら、コンサルタント契約も続け、場合によっては自分も非常勤取締役として名前を貸して、ちゃんと給料もとる。これは自分から言い出さなくても、信用しきっている客の場合、客から是非そうしてくれといわれるぐらいで、苦労は無い。

中には失敗する客も当然出てくるが、その時はその客の計画なり器量の問題として片付ける。話が違うじゃないかと言われても平気。法律的にはまるで問題がないし、どうせそのうちその客は日本に引き揚げていく。

知る人ぞ知るという悪徳コンサルタントになって行くけれど、表向きにはちゃんとしているので、意外にそれはバレない。そしてお客はどんどん来る。

きっと、こんなことが世界中で起こっているんでしょうねぇ。

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